低栄養の診断基準
Global Leadership Initiative on Malnutrition (GLIM) の略で、 欧州・米国・アジア・南米など世界の主要な臨床栄養学会により2018年に提唱された新しい成人低栄養診断基準である¹⁾。 従来の食物摂取不足による低栄養に加え、 医療施設における疾患に関連した低栄養も考慮されている。
以下のとおり、 スクリーニングと診断・重症度判定の2つのステップで評価を行う。
全対象者に対し、 検証済みスクリーニングツールを用いて栄養リスクのある症例を特定する¹⁾。
🔢MUST
🔢MNA®-SF
🔢MST
🔢PG-SGA-SF
🔢SNAQ
栄養リスクありと判定された場合、 低栄養診断を行う。 診断指標には、 "表現型基準"と"病因基準"があり、 両基準からそれぞれ1つ以上の項目が該当する場合、 低栄養と診断する¹⁾²⁾。
表現型基準 (それぞれの項目で1つ以上に該当)
▢ 意図しない体重減少
▢ BMI低値
▢ 筋肉量減少
病因基準 (それぞれの項目で1つ以上に該当)
▢ 食事摂取量減少/消化吸収能低下
▢ 疾患による負荷/炎症反応
低栄養と診断された症例については、 表現型基準の3項目において、 より高度な基準値を超えたものが1つでもある場合は重度低栄養、 1つも該当しない場合は中等度低栄養と判定する。
表現型基準 (それぞれの項目で1つ以上に該当)
▢ 意図しない体重減少
▢ BMI低値
▢ 筋肉量減少
各項目の詳細は判定基準については、 原著論文¹⁾やその後の追加報告、 一般社団法人 日本栄養治療学会によるGLIM基準の解説²⁾などを事前学習の上、 評価することが望ましい。
2) 一般社団法人 日本栄養治療学会 GLIM基準 https://www.jspen.or.jp/glim (最終閲覧 2024/07/21)
🔢MUST
🔢MST
🔢SNAQ
🔢PNI
🔢GNRI
🔢Harris-Benedictの式 (BEE) / (TEE)
🔢BMI
最終更新:2024年7月21日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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以下のとおり、 スクリーニングと診断・重症度判定の2つのステップで評価を行う。
全対象者に対し、 検証済みスクリーニングツールを用いて栄養リスクのある症例を特定する¹⁾。
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🔢MST
🔢PG-SGA-SF
🔢SNAQ
栄養リスクありと判定された場合、 低栄養診断を行う。 診断指標には、 "表現型基準"と"病因基準"があり、 両基準からそれぞれ1つ以上の項目が該当する場合、 低栄養と診断する¹⁾²⁾。
表現型基準 (それぞれの項目で1つ以上に該当)
▢ 意図しない体重減少
▢ BMI低値
▢ 筋肉量減少
病因基準 (それぞれの項目で1つ以上に該当)
▢ 食事摂取量減少/消化吸収能低下
▢ 疾患による負荷/炎症反応
低栄養と診断された症例については、 表現型基準の3項目において、 より高度な基準値を超えたものが1つでもある場合は重度低栄養、 1つも該当しない場合は中等度低栄養と判定する。
表現型基準 (それぞれの項目で1つ以上に該当)
▢ 意図しない体重減少
▢ BMI低値
▢ 筋肉量減少
各項目の詳細は判定基準については、 原著論文¹⁾やその後の追加報告、 一般社団法人 日本栄養治療学会によるGLIM基準の解説²⁾などを事前学習の上、 評価することが望ましい。
2) 一般社団法人 日本栄養治療学会 GLIM基準 https://www.jspen.or.jp/glim (最終閲覧 2024/07/21)
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🔢GNRI
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最終更新:2024年7月21日
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