自己免疫性肝炎の重症度分類
AIHの重症度判定は厚生労働省「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班により定められた判定表を用いて行う (推奨度1 エビデンスの強さC)¹⁾.
重症と判断された場合、遅滞なく肝臓専門医のいる医療機関への紹介を考慮するべきである.
中等症の症例で黄疸高度、 60歳以上の高齢者の場合も専門機関への紹介を考慮する.
本邦を含む世界各国のAIHの基礎、 臨床研究者から構成される国際AIH グループ (IAIHG) により1999年に発表された改訂版国際診断基準¹⁾、 13項目の検討項目より総合的に診断するもので、 その診断感受性は97~100%と極めて高いことが国内外で検証されている (実際の計算はこちら)
改訂版国際診断基準は検討項目数が多く煩雑で利便性に欠けるとの批判から、 IAIHGが2008年に4項目からなる簡易型国際診断基準を作成した²⁾. (実際の計算はこちら)
厚生労働省「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班の診断指針にて2013年に改定され、 2021年版ガイドラインにも掲載されいてる診断基準. 日本人のAIHの診断には有用と考えられる³⁾.
最終更新:2022年8月17日
解説:HOKUTO編集部医師
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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AIHの重症度判定は厚生労働省「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班により定められた判定表を用いて行う (推奨度1 エビデンスの強さC)¹⁾.
重症と判断された場合、遅滞なく肝臓専門医のいる医療機関への紹介を考慮するべきである.
中等症の症例で黄疸高度、 60歳以上の高齢者の場合も専門機関への紹介を考慮する.
本邦を含む世界各国のAIHの基礎、 臨床研究者から構成される国際AIH グループ (IAIHG) により1999年に発表された改訂版国際診断基準¹⁾、 13項目の検討項目より総合的に診断するもので、 その診断感受性は97~100%と極めて高いことが国内外で検証されている (実際の計算はこちら)
改訂版国際診断基準は検討項目数が多く煩雑で利便性に欠けるとの批判から、 IAIHGが2008年に4項目からなる簡易型国際診断基準を作成した²⁾. (実際の計算はこちら)
厚生労働省「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班の診断指針にて2013年に改定され、 2021年版ガイドラインにも掲載されいてる診断基準. 日本人のAIHの診断には有用と考えられる³⁾.
最終更新:2022年8月17日
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