悪液質の診断基準
2006年、 Evansらにより 「一般的な悪液質は基礎疾患に伴う複合的代謝異常の症候群であり、 筋肉減少を特徴とし、 脂肪量減少の有無は問わない状態」 と定義された。
過去12ヵ月間 (がんの場合は3~6ヶ月) で、 浮腫を伴わない体重減少 >5% (体重の記録がない場合は BMI<20.0) +下記のうち3つ以上を満たす
− CRP >0.5mg/dL、 IL-6 >4.0pg/mL
− Hb <12g/dL
− Alb <3.2g/dL
この定義にはがん患者だけでなく非がん患者も含まれる。 なお、 2011年、 EPCRCでFearonらががん患者に特異的な"がん悪液質”について定義している。 >>Fearonらのがん悪液質診断基準はこちら(EPCRC)
最終更新:2023年2月10日
監修医師:HOKUTO編集部医師
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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過去12ヵ月間 (がんの場合は3~6ヶ月) で、 浮腫を伴わない体重減少 >5% (体重の記録がない場合は BMI<20.0) +下記のうち3つ以上を満たす
− CRP >0.5mg/dL、 IL-6 >4.0pg/mL
− Hb <12g/dL
− Alb <3.2g/dL
この定義にはがん患者だけでなく非がん患者も含まれる。 なお、 2011年、 EPCRCでFearonらががん患者に特異的な"がん悪液質”について定義している。 >>Fearonらのがん悪液質診断基準はこちら(EPCRC)
最終更新:2023年2月10日
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