上部消化管出血患者のリスク評価
上部消化管出血患者のリスク評価の一つ。 内視鏡所⾒を含まず、 血圧や心拍数などのバイタルサイン、 BUN、 Hbなどの採血結果と、 問診・既往歴のみでスコアリングできるため、 初療時点での簡便なリスク評価が可能である¹⁾²⁾。
スコアは0~23点の範囲内で規定され、 点数が⾼いほど内視鏡治療が必要となる。 一方、 GBSが1点以下の場合低リスクと判断できる。 本邦や海外のガイドラインでは、 「GBS≦1の患者は緊急内視鏡を⾏わずに外来診療が可能」とするものもある³⁾。
2点以上の症例で何時間以内の内視鏡が望まれるか、 明確な答えはまだ出ていないが、 これらは施設の内視鏡対応や患者の生活状況によっても変わるためあくまで参考所見のひとつとして利用することが望ましい。
最終更新:2022年8月31日
監修医師:HOKUTO編集部医師
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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スコアは0~23点の範囲内で規定され、 点数が⾼いほど内視鏡治療が必要となる。 一方、 GBSが1点以下の場合低リスクと判断できる。 本邦や海外のガイドラインでは、 「GBS≦1の患者は緊急内視鏡を⾏わずに外来診療が可能」とするものもある³⁾。
2点以上の症例で何時間以内の内視鏡が望まれるか、 明確な答えはまだ出ていないが、 これらは施設の内視鏡対応や患者の生活状況によっても変わるためあくまで参考所見のひとつとして利用することが望ましい。
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