バソプレシン分泌過剰症の診断と治療の手引き
バソプレシン分泌過剰症 (SIADH)は、 低Na血症を伴い、 体液量は正常だがバソプレシンによる抗利尿作用が持続している病態を特徴とする。
本邦においては、「バソプレシン分泌過剰症 (SIADH) の診断と治療の手引き 平成30年度改訂」 の診断基準が一般的に用いられる¹⁾。
確実例:IおよびIIのすべてを満たすもの
脱水の所見を認めない
低ナトリウム血症を来す次のものを除外する。
SIADHの原因は多岐にわたる。 一般的には、 ①異所性バソプレシン産生腫瘍と、 ②下垂体後葉由来のバソプレシン分泌亢進 (中枢神経疾患、肺疾患、薬剤などで内因性バソプレシン分泌亢進) に分けられる。 「バソプレシン分泌過剰症 (SIADH) の診断と治療の手引き 平成30年度改訂」 では以下の疾患例が挙げられている¹⁾。
中枢神経系疾患
肺疾患
薬剤
1) 厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業「間脳下垂体機能障害に関する調査研究」 班 編 日本内分泌学会雑誌 95 (Suppl), 18-20, 2019
最終更新:2023年7月18日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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バソプレシン分泌過剰症 (SIADH)は、 低Na血症を伴い、 体液量は正常だがバソプレシンによる抗利尿作用が持続している病態を特徴とする。
本邦においては、「バソプレシン分泌過剰症 (SIADH) の診断と治療の手引き 平成30年度改訂」 の診断基準が一般的に用いられる¹⁾。
確実例:IおよびIIのすべてを満たすもの
脱水の所見を認めない
低ナトリウム血症を来す次のものを除外する。
SIADHの原因は多岐にわたる。 一般的には、 ①異所性バソプレシン産生腫瘍と、 ②下垂体後葉由来のバソプレシン分泌亢進 (中枢神経疾患、肺疾患、薬剤などで内因性バソプレシン分泌亢進) に分けられる。 「バソプレシン分泌過剰症 (SIADH) の診断と治療の手引き 平成30年度改訂」 では以下の疾患例が挙げられている¹⁾。
中枢神経系疾患
肺疾患
薬剤
1) 厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業「間脳下垂体機能障害に関する調査研究」 班 編 日本内分泌学会雑誌 95 (Suppl), 18-20, 2019
最終更新:2023年7月18日
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