栄養の予後予測指標
2011年にDarenらにより開発された。 重症患者における栄養療法の恩恵を予測するために使用され、スコアが高くなるほど死亡率や人工呼吸器の使用期間が増加する¹⁾。
NUTRICスコアは下記6項目の合計点により算出される。 ただし、 IL-6値は測定可能な施設が限られているため、 それを除いた5項目で計算するmNUTRICスコアも使用される²⁾。
- 年齢
- APACHE Ⅱ >>計算はこちら
- SOFA スコア >>計算はこちら
- 併存疾患の数
- 入院からICU入室までの日数
- IL-6値*
NUTRICスコア
≦5点:低リスク
≧6点:高リスク
mNUTIRCスコア
≦4点:低リスク
≧5点:高リスク
このスコアは、 597人の患者を対象にした前向き観察研究に基づいている。 このスコアと28日死亡率が相関関係にあることが示された¹⁾ 。 また、 他の研究では、 総計1199人の患者が分析され、 NUTRICスコアは28日死亡率と6ヶ月死亡率の両方と有意に関連していた。 NUTRICスコアの各ポイント増加につき、 28日の死亡のオッズが1.4倍 (95% CI:1.3 - 1.5) 増加した。 特に、 高いNUTRICスコアを持つ患者では栄養療法を適切に行うことと28日生存率及び6ヵ月生存率との間に強い正の関連があり、 この関連はNUTRICスコアが低いと減少することが示された²⁾。
原著に併存疾患の定義はなされていない。 また、 経腸栄養を開始するタイミングを判断するためのものではない。
🔢MUST
🔢MST
🔢SNAQ
🔢PNI
🔢GNRI
🔢Harris-Benedictの式 (BEE) / (TEE)
🔢BMI
最終更新:2024年7月21日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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2011年にDarenらにより開発された。 重症患者における栄養療法の恩恵を予測するために使用され、スコアが高くなるほど死亡率や人工呼吸器の使用期間が増加する¹⁾。
NUTRICスコアは下記6項目の合計点により算出される。 ただし、 IL-6値は測定可能な施設が限られているため、 それを除いた5項目で計算するmNUTRICスコアも使用される²⁾。
- 年齢
- APACHE Ⅱ >>計算はこちら
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- 併存疾患の数
- 入院からICU入室までの日数
- IL-6値*
NUTRICスコア
≦5点:低リスク
≧6点:高リスク
mNUTIRCスコア
≦4点:低リスク
≧5点:高リスク
このスコアは、 597人の患者を対象にした前向き観察研究に基づいている。 このスコアと28日死亡率が相関関係にあることが示された¹⁾ 。 また、 他の研究では、 総計1199人の患者が分析され、 NUTRICスコアは28日死亡率と6ヶ月死亡率の両方と有意に関連していた。 NUTRICスコアの各ポイント増加につき、 28日の死亡のオッズが1.4倍 (95% CI:1.3 - 1.5) 増加した。 特に、 高いNUTRICスコアを持つ患者では栄養療法を適切に行うことと28日生存率及び6ヵ月生存率との間に強い正の関連があり、 この関連はNUTRICスコアが低いと減少することが示された²⁾。
原著に併存疾患の定義はなされていない。 また、 経腸栄養を開始するタイミングを判断するためのものではない。
🔢MUST
🔢MST
🔢SNAQ
🔢PNI
🔢GNRI
🔢Harris-Benedictの式 (BEE) / (TEE)
🔢BMI
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