びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の国際予後指標
National Comprehensive Cancer Network International Prognostic Indexの略で、 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 (DLBCL) の予後予測スコアの一つである。 DLBCL治療にリツキシマブが使用され始めたことにより、 旧来の国際予後指標 (IPI) ではリスクグループを適切に識別できなくなったことを背景に、 北米のCancer centerのグループにより2014年に開発された¹⁾。
合計点により4つのリスクグループに分類
61~75歳 +2
76歳以上 +3
正常上限3倍以上 +2
▼各リスクグループと5年生存率¹⁾
リツキシマブ時代に収集された全米総合がんネットワーク(NCCN) から、DLBCLと診断された患者のデータをもとに検証・開発されたスコアである¹⁾。
NCCN-IPIは旧来使われてきた 国際予後指標 (IPI) に比べ、年齢、血清LDHを細分化しただけでなく、 節外部位についても重要臓器器官 (骨髄、中枢神経系、肝臓/消化管、肺) の病変を重要な予測因子として挙げられている¹⁾。
造血器腫瘍診療ガイドライン2023年版において、 リツキシマブ時代のDLBCLの予後予測スコアとして、 本ツールが掲載されている²⁾。
🔢 IPI
🔢 R-IPI
🔢 年齢調整IPI
🔢 CNS-IPI
🔢 NCCN-IPI
最終更新:2023年12月4日
監修医師:東海大学血液腫瘍内科 扇屋大輔
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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National Comprehensive Cancer Network International Prognostic Indexの略で、 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫 (DLBCL) の予後予測スコアの一つである。 DLBCL治療にリツキシマブが使用され始めたことにより、 旧来の国際予後指標 (IPI) ではリスクグループを適切に識別できなくなったことを背景に、 北米のCancer centerのグループにより2014年に開発された¹⁾。
合計点により4つのリスクグループに分類
61~75歳 +2
76歳以上 +3
正常上限3倍以上 +2
▼各リスクグループと5年生存率¹⁾
リツキシマブ時代に収集された全米総合がんネットワーク(NCCN) から、DLBCLと診断された患者のデータをもとに検証・開発されたスコアである¹⁾。
NCCN-IPIは旧来使われてきた 国際予後指標 (IPI) に比べ、年齢、血清LDHを細分化しただけでなく、 節外部位についても重要臓器器官 (骨髄、中枢神経系、肝臓/消化管、肺) の病変を重要な予測因子として挙げられている¹⁾。
造血器腫瘍診療ガイドライン2023年版において、 リツキシマブ時代のDLBCLの予後予測スコアとして、 本ツールが掲載されている²⁾。
🔢 IPI
🔢 R-IPI
🔢 年齢調整IPI
🔢 CNS-IPI
🔢 NCCN-IPI
最終更新:2023年12月4日
監修医師:東海大学血液腫瘍内科 扇屋大輔
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