厚生労働省 指定難病64
厚生労働省作成の概要 / 診断基準等及び臨床調査個人票はこちらよりご確認いただけます
他に原因を認めない血小板減少を認めた場合、 ADAMTS13活性を測定し10%未満に著減している症例をTTPと診断する。
抗ADAMTS13自己抗体(+)なら後天性TTP、 (-)なら先天性TTP (USS) と診断する。
① 血小板減少
血小板数<10万/µL。 1~3万/µL の症例が多い。
② 微小血管症性溶血性貧血
③ 腎機能障害
尿潜血や尿蛋白陽性のみの軽度のものから血清クレアチニンが上昇する症例もある。 ただし、 血液透析を必要とする程度の急性腎不全の場合は溶血性尿毒症症候群 (HUS) が疑われる。
④ 発熱
37℃以上の微熱から 39℃台の高熱まで認める。
⑤ 動揺性精神神経症状
頭痛、 せん妄、 錯乱などの精神障害、 人格の変化、 意識レベルの低下、 四肢麻痺や痙攣などの神経障害など
① 播種性血管内凝固症候群 (disseminated intravascular coagulation:DIC)
② 溶血性尿毒症症候群 (hemolytic uremic syndrome:HUS)
③ HELLP 症候群
④ エヴァンズ (Evans) 症候群
指定難病申請は後天性TTP、 先天性TTPともに「中等症以上」が対象
<判定> 有1点、 無0点
重症 :≧ 3点
中等症:1点~2点
軽症 :0点
1.重症
維持透析患者、 脳梗塞などの後遺症残存患者
2. 中等症
定期的又は不定期に新鮮凍結血漿 (FFP) 輸注が必要な患者
3. 軽症
無治療で経過観察が可能な患者
最終更新:2024年5月5日
監修医師:HOKUTO編集部医師
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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抗ADAMTS13自己抗体(+)なら後天性TTP、 (-)なら先天性TTP (USS) と診断する。
① 血小板減少
血小板数<10万/µL。 1~3万/µL の症例が多い。
② 微小血管症性溶血性貧血
③ 腎機能障害
尿潜血や尿蛋白陽性のみの軽度のものから血清クレアチニンが上昇する症例もある。 ただし、 血液透析を必要とする程度の急性腎不全の場合は溶血性尿毒症症候群 (HUS) が疑われる。
④ 発熱
37℃以上の微熱から 39℃台の高熱まで認める。
⑤ 動揺性精神神経症状
頭痛、 せん妄、 錯乱などの精神障害、 人格の変化、 意識レベルの低下、 四肢麻痺や痙攣などの神経障害など
① 播種性血管内凝固症候群 (disseminated intravascular coagulation:DIC)
② 溶血性尿毒症症候群 (hemolytic uremic syndrome:HUS)
③ HELLP 症候群
④ エヴァンズ (Evans) 症候群
指定難病申請は後天性TTP、 先天性TTPともに「中等症以上」が対象
<判定> 有1点、 無0点
重症 :≧ 3点
中等症:1点~2点
軽症 :0点
1.重症
維持透析患者、 脳梗塞などの後遺症残存患者
2. 中等症
定期的又は不定期に新鮮凍結血漿 (FFP) 輸注が必要な患者
3. 軽症
無治療で経過観察が可能な患者
最終更新:2024年5月5日
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