濾胞性リンパ腫の国際予後指標
濾胞性リンパ腫に特化した予後予測の指標のひとつで、 Follicular Lymphoma International Prognostic Indexの略称 (和訳:濾胞性リンパ腫国際予後指標)。
予後因子の数によって3つのリスクグループに分類する
- 年齢:61歳以上
- 血清LDH:正常上限を超える
- Hb値:12g/dL未満
- 節性病変領域数 :5領域以上
- 病期:ⅢまたはⅣ期
▼予後因子数とリスクグループ
0~1個:低リスク (Low)
2 個 :中間リスク (Intermediate)
3~5個:高リスク (Poor)
- 低リスク:10年全生存率 70%¹⁾
- 中リスク:10年全生存率 50%¹⁾
- 高リスク:10年全生存率 35%¹⁾
病性が急速に進行する場合には正確に予測できないとされるため注意を要する。
🔢 Ann Arbor分類 (病期分類)
🔢 FLIPI (国際予後指標)
🔢 FLIPI2 (国際予後指標)
🔢 GELF高腫瘍量規準 (治療開始基準)
🔢 BNLI治療開始規準 (治療開始基準)
濾胞性リンパ腫 (FL) とは:非ホジキンリンパ腫全体の10~20%を占める代表的なインドレント (低悪性度) B細胞リンパ腫
最終更新:2025年2月21日
監修医師:藤田医科大学 総合診療プログラム 溝江篤
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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濾胞性リンパ腫に特化した予後予測の指標のひとつで、 Follicular Lymphoma International Prognostic Indexの略称 (和訳:濾胞性リンパ腫国際予後指標)。
予後因子の数によって3つのリスクグループに分類する
- 年齢:61歳以上
- 血清LDH:正常上限を超える
- Hb値:12g/dL未満
- 節性病変領域数 :5領域以上
- 病期:ⅢまたはⅣ期
▼予後因子数とリスクグループ
0~1個:低リスク (Low)
2 個 :中間リスク (Intermediate)
3~5個:高リスク (Poor)
- 低リスク:10年全生存率 70%¹⁾
- 中リスク:10年全生存率 50%¹⁾
- 高リスク:10年全生存率 35%¹⁾
病性が急速に進行する場合には正確に予測できないとされるため注意を要する。
🔢 Ann Arbor分類 (病期分類)
🔢 FLIPI (国際予後指標)
🔢 FLIPI2 (国際予後指標)
🔢 GELF高腫瘍量規準 (治療開始基準)
🔢 BNLI治療開始規準 (治療開始基準)
濾胞性リンパ腫 (FL) とは:非ホジキンリンパ腫全体の10~20%を占める代表的なインドレント (低悪性度) B細胞リンパ腫
最終更新:2025年2月21日
監修医師:藤田医科大学 総合診療プログラム 溝江篤
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