厚生労働省 指定難病63
厚生労働省作成の概要 / 診断基準等及び臨床調査個人票はこちらよりご確認いただけます
①及び②の特徴を備え、 さらに③の条件を満たせば特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と診断する。
除外診断として、 血小板寿命の短縮が参考になることがある
(1)末梢血液
(2)骨髄
(3)免疫学的検査
血小板減少を来す他の疾患
薬剤または放射線障害、 再生不良性貧血、 骨髄異形成症候群、 発作性夜間血色素尿症、 全身性エリテマトーデス、 白血病、 悪性リンパ腫、 骨髄癌転移、 播種性血管内凝固症候群、 血栓性血小板減少性紫斑病、 脾機能亢進症、 巨赤芽球性貧血、 敗血症、 結核症、 サルコイドーシス、 血管腫など
感染症
・特に小児のウイルス性感染症
・ウイルス生ワクチン接種後に生じた血小板減少
先天性血小板減少症
・ベルナール・スーリエ (Bernard-Soulier) 症候群
・ウィスコット・オルドリッチ (Wiskott-Aldrich) 症候群
・メイ・ヘグリン (May-Hegglin) 症候群
・カサバッハ・メリット (Kasabach-Merritt) 症候群など
1.症状及び所見
A.出血症状
「出血症状あり、 なし」及び「出血症状」は認定基準判断材料とはしない。
B.末梢血所見
C.その他、 参考となる検査所見
ITP認定に必須の検査ではないが、 検査成績が不明又は未回答であっても認定可 (抗血小板自己抗体検査、 網状血小板比率、 トロンボポエチン値は、 いずれも保険適用外の検査であり、 多くの施設で実施は困難であるため)
認定できる場合
認定できない場合
2. 鑑別診断
鑑別診断の項で「鑑別できない」と記載されている時は、 ITPと認定できない。
3. 現在までの治療
「治療の有無」、 「実施した治療」は、 ITP 認定の判断材料とはしない。
指定難病申請は「StageII 以上」が対象
🔢 ITP重症度分類
最終更新:2024年5月5日
監修医師:HOKUTO編集部医師
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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①及び②の特徴を備え、 さらに③の条件を満たせば特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と診断する。
除外診断として、 血小板寿命の短縮が参考になることがある
(1)末梢血液
(2)骨髄
(3)免疫学的検査
血小板減少を来す他の疾患
薬剤または放射線障害、 再生不良性貧血、 骨髄異形成症候群、 発作性夜間血色素尿症、 全身性エリテマトーデス、 白血病、 悪性リンパ腫、 骨髄癌転移、 播種性血管内凝固症候群、 血栓性血小板減少性紫斑病、 脾機能亢進症、 巨赤芽球性貧血、 敗血症、 結核症、 サルコイドーシス、 血管腫など
感染症
・特に小児のウイルス性感染症
・ウイルス生ワクチン接種後に生じた血小板減少
先天性血小板減少症
・ベルナール・スーリエ (Bernard-Soulier) 症候群
・ウィスコット・オルドリッチ (Wiskott-Aldrich) 症候群
・メイ・ヘグリン (May-Hegglin) 症候群
・カサバッハ・メリット (Kasabach-Merritt) 症候群など
1.症状及び所見
A.出血症状
「出血症状あり、 なし」及び「出血症状」は認定基準判断材料とはしない。
B.末梢血所見
C.その他、 参考となる検査所見
ITP認定に必須の検査ではないが、 検査成績が不明又は未回答であっても認定可 (抗血小板自己抗体検査、 網状血小板比率、 トロンボポエチン値は、 いずれも保険適用外の検査であり、 多くの施設で実施は困難であるため)
認定できる場合
認定できない場合
2. 鑑別診断
鑑別診断の項で「鑑別できない」と記載されている時は、 ITPと認定できない。
3. 現在までの治療
「治療の有無」、 「実施した治療」は、 ITP 認定の判断材料とはしない。
指定難病申請は「StageII 以上」が対象
🔢 ITP重症度分類
最終更新:2024年5月5日
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