テガフール・ギメラシル・オテラシル (ティーエスワン®)
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
40mg/回 経口 分2朝夕食後 | 1~ | Day1~28 |
前治療にフッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍薬、 フッ化ピリミジン系抗真菌薬が含まれる場合は最低7日間が空いていることを確認する (併用禁忌)。 |
1コース42日間。 |
腎排泄型の薬剤であり、 投与開始にあたっては腎機能 (クレアチニンクリアランス:CCr値) に基づく投与開始用量の調整が推奨されている。 |
原則、 4週内服2週休薬を1サイクルとするが、 有害事象や高齢者などでスケジュール通りの投与が困難な症例においては投与期間の短縮 (2週内服1週休薬) も考慮する。 |
国内第Ⅱ相試験³⁾のプロトコル
4週内服、2週間休薬を1コースとする。
適正使用ガイド²⁾の投与開始基準
適正使用ガイド²⁾の減量・休薬・中止基準
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
S-1単剤療法は本邦における切除不能胆道癌に対する2次化学療法のみなし標準治療として広く実施されている治療である。
欧米ではABC-06試験の結果をうけ、 modifiedFOLFOX療法が標準治療とされている。
原則、 4週内服2週休薬を1サイクルとするが、 有害事象や高齢者などでスケジュール通りの投与が困難な症例においては投与期間の短縮 (2週内服1週休薬) も考慮する。
特に消化器毒性 (口内炎、 下痢、 食欲不振) は漫然と継続することでしばしば重篤化しやすいため、 適切なタイミング (Grade 2で一度休薬を検討) での休薬指導が重要である。
最終更新日 : 2024年4月2日
執筆医 : 慶應義塾大学医学部 腫瘍センター ゲノム医療ユニット統括マネージャー・特任講師 林秀幸先生
監修医 : 神奈川県立がんセンター 消化器内科 上野 誠先生
投与量 | コース | 投与日 |
---|---|---|
40mg/回 経口 分2朝夕食後 | 1~ | Day1~28 |
前治療にフッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍薬、 フッ化ピリミジン系抗真菌薬が含まれる場合は最低7日間が空いていることを確認する (併用禁忌)。 |
1コース42日間。 |
腎排泄型の薬剤であり、 投与開始にあたっては腎機能 (クレアチニンクリアランス:CCr値) に基づく投与開始用量の調整が推奨されている。 |
原則、 4週内服2週休薬を1サイクルとするが、 有害事象や高齢者などでスケジュール通りの投与が困難な症例においては投与期間の短縮 (2週内服1週休薬) も考慮する。 |
国内第Ⅱ相試験³⁾のプロトコル
4週内服、2週間休薬を1コースとする。
適正使用ガイド²⁾の投与開始基準
適正使用ガイド²⁾の減量・休薬・中止基準
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
S-1単剤療法は本邦における切除不能胆道癌に対する2次化学療法のみなし標準治療として広く実施されている治療である。
欧米ではABC-06試験の結果をうけ、 modifiedFOLFOX療法が標準治療とされている。
原則、 4週内服2週休薬を1サイクルとするが、 有害事象や高齢者などでスケジュール通りの投与が困難な症例においては投与期間の短縮 (2週内服1週休薬) も考慮する。
特に消化器毒性 (口内炎、 下痢、 食欲不振) は漫然と継続することでしばしば重篤化しやすいため、 適切なタイミング (Grade 2で一度休薬を検討) での休薬指導が重要である。
最終更新日 : 2024年4月2日
執筆医 : 慶應義塾大学医学部 腫瘍センター ゲノム医療ユニット統括マネージャー・特任講師 林秀幸先生
監修医 : 神奈川県立がんセンター 消化器内科 上野 誠先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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