エンホルツマブ ベドチン (パドセブ®︎)
電子添文¹⁾の用法および用量
1回1.25mg/kgを30分以上かけて点滴静注し、 週1回投与を3週連続し、 4週目は休薬。 これを1サイクルとして投与を繰り返す。 ただし、 1回量として125mgを超えないこと。
白金製剤を含む化学療法およびPD-1またはPD-L1阻害剤による治療歴のある局所進行性または転移性尿路上皮癌患者において、 抗体薬物複合体 (ADC) エンホルツマブ ベドチン投与の効果を、 化学療法群を対照に検証した第Ⅲ相比較試験
有効性|エンホルツマブ ベドチン群
- ORR:40.6% (95%CI 34.9-46.5%)
- mPFS:5.55ヵ月 (95%CI 5.32-5.82)
- mOS: 12.88ヵ月 (95%CI 10.58-15.21)
- OS率 1年時:51.5% (95%CI 44.6-58.0)
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
- 貧血 11.5% (2.7%)
- 好中球数減少 10.1% (6.1%)
- 好中球減少症 6.8% (4.7%)
- 白血球数減少 5.4% (1.4%)
- 発熱性好中球減少症 0.7% (0.7%)
- 脱毛症 45.3% (0%)
- 末梢性感覚ニューロパチー 33.8% (3.0%)
- 倦怠感 31.1% (6.4%)
- 食欲低下 30.7% (3.0%)
- 下痢 24.3% (3.4%)
- 悪心 22.6% (1.0%)
エンホルツマブ ベドチンは癌細胞表面に発現するNectin-4を標的とする抗体薬物複合体である。 Nectin-4に結合後、 MMAEが細胞内で遊離し微小管阻害作用により効果を発揮する。
重症皮膚障害、 高血糖、 末梢性ニューロパチー、 眼障害など³⁾
EV-301試験⁴⁾のプロトコル
尿路上皮癌 (膀胱、 腎盂、 尿管、 尿道の癌)の組織学的または細胞学的診断がある18歳以上の患者で以下を満たすもの
電子添文¹⁾の基準
初回基準量と減量レベル
最終更新日 : 2024年11月4日
監修医師 : 国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
電子添文¹⁾の用法および用量
1回1.25mg/kgを30分以上かけて点滴静注し、 週1回投与を3週連続し、 4週目は休薬。 これを1サイクルとして投与を繰り返す。 ただし、 1回量として125mgを超えないこと。
白金製剤を含む化学療法およびPD-1またはPD-L1阻害剤による治療歴のある局所進行性または転移性尿路上皮癌患者において、 抗体薬物複合体 (ADC) エンホルツマブ ベドチン投与の効果を、 化学療法群を対照に検証した第Ⅲ相比較試験
有効性|エンホルツマブ ベドチン群
- ORR:40.6% (95%CI 34.9-46.5%)
- mPFS:5.55ヵ月 (95%CI 5.32-5.82)
- mOS: 12.88ヵ月 (95%CI 10.58-15.21)
- OS率 1年時:51.5% (95%CI 44.6-58.0)
主な有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
- 貧血 11.5% (2.7%)
- 好中球数減少 10.1% (6.1%)
- 好中球減少症 6.8% (4.7%)
- 白血球数減少 5.4% (1.4%)
- 発熱性好中球減少症 0.7% (0.7%)
- 脱毛症 45.3% (0%)
- 末梢性感覚ニューロパチー 33.8% (3.0%)
- 倦怠感 31.1% (6.4%)
- 食欲低下 30.7% (3.0%)
- 下痢 24.3% (3.4%)
- 悪心 22.6% (1.0%)
エンホルツマブ ベドチンは癌細胞表面に発現するNectin-4を標的とする抗体薬物複合体である。 Nectin-4に結合後、 MMAEが細胞内で遊離し微小管阻害作用により効果を発揮する。
重症皮膚障害、 高血糖、 末梢性ニューロパチー、 眼障害など³⁾
EV-301試験⁴⁾のプロトコル
尿路上皮癌 (膀胱、 腎盂、 尿管、 尿道の癌)の組織学的または細胞学的診断がある18歳以上の患者で以下を満たすもの
電子添文¹⁾の基準
初回基準量と減量レベル
最終更新日 : 2024年11月4日
監修医師 : 国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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