パゾパニブ (ヴォトリエント®)
電子添文¹⁾の用法および用量
食事1時間以上前または食後2時間以降に投与
スニチニブと比較して手足症候群や疲労、 口腔粘膜炎が少ないが、 肝機能障害は多い。 肝機能障害は致死的となることもあるため、 投与初期にはとくに注意深く血液検査でフォローする。
未治療で転移性の淡明細胞型腎細胞癌患者において、 初回治療としてのマルチキナーゼ阻害薬パゾパニブとスニチニブの有効性と安全性を比較した第Ⅲ相試験COMPARZの結果より、 スニチニブに対するパゾパニブの無増悪生存期間 (PFS) の非劣性が示された。
HR 1.05 (95%CI 0.90-1.22)
HR 0.91 (95%CI 0.76-1.08)
注意すべき有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
COMPARZ試験³⁾のプロトコル
組織学的または細胞学的に淡明細胞型腎細胞がんと診断された18歳以上の患者で以下を満たすもの
適正使用ガイド²⁾の基準
※①肝不全、 肝機能障害、 ②高血圧、高血圧クリーゼ、 ③心機能障害、 ④QT間隔延長、 心室性不整脈は以下を参照
肝機能検査値異常に対する減量・休薬・中止基準
高血圧に対する減量・休薬・中止基準
心機能障害に対する減量・休薬・中止基準
QT間隔延長に対する減量・休薬・中止基準
初回基準量と減量レベル
最終更新日:2024年11月20日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
電子添文¹⁾の用法および用量
食事1時間以上前または食後2時間以降に投与
スニチニブと比較して手足症候群や疲労、 口腔粘膜炎が少ないが、 肝機能障害は多い。 肝機能障害は致死的となることもあるため、 投与初期にはとくに注意深く血液検査でフォローする。
未治療で転移性の淡明細胞型腎細胞癌患者において、 初回治療としてのマルチキナーゼ阻害薬パゾパニブとスニチニブの有効性と安全性を比較した第Ⅲ相試験COMPARZの結果より、 スニチニブに対するパゾパニブの無増悪生存期間 (PFS) の非劣性が示された。
HR 1.05 (95%CI 0.90-1.22)
HR 0.91 (95%CI 0.76-1.08)
注意すべき有害事象 (カッコ内はGrade3~4)
COMPARZ試験³⁾のプロトコル
組織学的または細胞学的に淡明細胞型腎細胞がんと診断された18歳以上の患者で以下を満たすもの
適正使用ガイド²⁾の基準
※①肝不全、 肝機能障害、 ②高血圧、高血圧クリーゼ、 ③心機能障害、 ④QT間隔延長、 心室性不整脈は以下を参照
肝機能検査値異常に対する減量・休薬・中止基準
高血圧に対する減量・休薬・中止基準
心機能障害に対する減量・休薬・中止基準
QT間隔延長に対する減量・休薬・中止基準
初回基準量と減量レベル
最終更新日:2024年11月20日
監修医師:国立がん研究センター東病院 腫瘍内科 近藤 千紘先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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