トラスツズマブ+ドセタキセル+カルボプラチン
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
中程度催吐性リスクのためデキサメタゾン、 5HT3受容体拮抗薬を前投薬で使用
BCIRG006試験¹⁾より抜粋
18~70歳で、 HER2+、 浸潤性、 高リスク、 リンパ節陰性またはリンパ節転移陽性乳癌と診断された以下に該当する患者
Grade3~4の有害事象データを一部引用
主な有害事象
HER2陽性の早期乳癌患者において、 術後療法へのトラスツズマブ上乗せ効果を検証した第III相ランダム化比較試験BCIRG-006の結果より、 リンパ節転移の状態 (陰性/陽性)、 ホルモン受容体の結果 (陰性/陽性)、 腫瘍の大きさ (≦2cm/>2cm) に関わらずDFS率およびOS率に対するトラスツズマブを含むレジメンの有効性が示された。
AC-T+トラスツズマブ群 vs AC-T群
HR 0.64、 p<0.001
TCH群 vs AC-T群
HR 0.75、 p=0.04
サブグループ解析
リンパ節転移陰性患者において、 5年DFS率はトラスツズマブ追加により有意に改善した。
リンパ節転移陽性患者においても、 トラスツズマブは5年DFS率を有意に改善した。
再発リスクが最も高いリンパ節転移陽性患者 (4個以上のリンパ節転移あり) において、 トラスツズマブの5年DFS率に対する有効性が認められた。
AC-T+トラスツズマブ群 vs AC-T群
HR 0.63、 p<0.001
TCH群 vs AC-T群
HR 0.77、 p=0.04
最終更新日:2024年2月14日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:公益財団法人 がん研究会 がん研有明病院 薬剤部 平岡 知子先生
本コンテンツは特定の治療法を推奨するものではありません。 個々の患者の病態や、 実際の薬剤情報やガイドラインを確認の上、 利用者の判断と責任でご利用ください。
中程度催吐性リスクのためデキサメタゾン、 5HT3受容体拮抗薬を前投薬で使用
BCIRG006試験¹⁾より抜粋
18~70歳で、 HER2+、 浸潤性、 高リスク、 リンパ節陰性またはリンパ節転移陽性乳癌と診断された以下に該当する患者
Grade3~4の有害事象データを一部引用
主な有害事象
HER2陽性の早期乳癌患者において、 術後療法へのトラスツズマブ上乗せ効果を検証した第III相ランダム化比較試験BCIRG-006の結果より、 リンパ節転移の状態 (陰性/陽性)、 ホルモン受容体の結果 (陰性/陽性)、 腫瘍の大きさ (≦2cm/>2cm) に関わらずDFS率およびOS率に対するトラスツズマブを含むレジメンの有効性が示された。
AC-T+トラスツズマブ群 vs AC-T群
HR 0.64、 p<0.001
TCH群 vs AC-T群
HR 0.75、 p=0.04
サブグループ解析
リンパ節転移陰性患者において、 5年DFS率はトラスツズマブ追加により有意に改善した。
リンパ節転移陽性患者においても、 トラスツズマブは5年DFS率を有意に改善した。
再発リスクが最も高いリンパ節転移陽性患者 (4個以上のリンパ節転移あり) において、 トラスツズマブの5年DFS率に対する有効性が認められた。
AC-T+トラスツズマブ群 vs AC-T群
HR 0.63、 p<0.001
TCH群 vs AC-T群
HR 0.77、 p=0.04
最終更新日:2024年2月14日
監修医師:HOKUTO編集部監修医師
執筆:公益財団法人 がん研究会 がん研有明病院 薬剤部 平岡 知子先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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