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コメディカルからどう見られているか､ 気になったことはありませんか？今回は､ 看護師にとっての ｢良い先生｣ の条件や､  ｢性格が厳しい医師が多いと思う診療科｣ をご紹介します｡

※この原稿は寄稿元のライターが執筆したものです｡ アンケートは寄稿元が実施したヒアリングで､ 統計に基づく世論調査ではありません｡ 予めご了承下さい｡

看護師にとっての ｢良い医師｣

病院で看護師として勤務経験のある筆者が､ 看護師目線での ｢良い先生の特徴｣ をまとめました｡

診察時間がちょうどいい

診察時間が長くなると､ 順番待ちの患者さんのイライラ感が看護師まで伝わってきます｡ 場合によっては胃が痛くなってしまうことも｡

反対に短すぎると､ ｢きちんと話を聞いてくれない｣ と患者さんからの不満が看護師に向けられることがあります｡ 診察時間の調整は大変だと思いますが､ ｢ちょうどいい｣ を気にかけてくれると助かります｡

患者の家族ともコミュニケーションをとってくれる

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看護師は患者さんの家族から相談を受けることが多いです｡ そのことを伝えた際､ 家族との話し合いにも時間を割いてくれる医師は､ 看護師にとってありがたい存在です｡ 家族が抱える悩みを一気に解消してもらえるからです｡

ただ､ ｢医師から十分な説明を受けていない｣ ｢医師が不在で話ができない｣ という相談が多いのも事実です｡ 多忙なのは十分承知していますので､ 頭の片隅に入れておいてくれるとうれしいです｡

気さくに話しかけてくれる / 礼儀正しい

普段から気さくに話しかけてくれる医師は､ スタッフから人気です｡ 性格もあるので一概には言えませんが､ ｢カルテに書いてあるから見ておいて｣ を繰り返されると､ 相談事がしにくい雰囲気になってしまいます｡

スタッフ一人ひとりの意見を聞いてくれる医師も好感度が高いです｡ 最終決定権はもちろん医師にありますが､ 自分たちの意見にも耳を傾けてもらえると､ ｢チームの一因なんだ｣ と思えるものです｡

誰に対しても礼儀正しく､ ｢ありがとう｣ や ｢ごめんなさい｣ を素直に言ってくれる医師は､ 人として尊敬できます｡ 年下やコメディカルに対しても腰が低いと特に好感度が上がります｡

性格が厳しい医師が多いと思う診療科

次に､ ｢CLIUS クリニック開業マガジン｣ が看護師20人に ｢最も性格がキツイ医師が多いと思う診療科｣ を尋ねたアンケート結果をご紹介します｡

1位:脳神経外科｢余裕なく不機嫌？｣

最多の6票を集めたのは､ 脳神経外科｡ 理由としては､ 手術や外来業務で多忙な影響からか､ ｢常に不機嫌そう｣ などが挙げられました｡

ある看護師は ｢外来が思うように進まないと不機嫌な口調になる医師が一定数いる｣ と打ち明けます｡ ｢看護師の意見を重視しない雰囲気もある｣ といい､ 看護師から見て､ 脳神経外科の現場では常に緊張感が漂っているようです｡

｢性格がキツイというより余裕がなく不機嫌という感じ｡ 不機嫌な医師の診察室にどの看護師が当たるかで看護師がギスギスすることもあります｣ (20代女性)

2位:循環器科｢せっかちでイライラしがち？｣

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次に票が多かったのは循環器科 (4票)｡ 特に心臓カテーテル治療中は､ 医師の対応が厳しくなりがちだそうです｡

｢循環器内科は､ せっかちで性格がキツい医師が多い印象｡ 特に心臓カテーテル治療において､ 治療開始やスピードが遅いと患者の命に関わる事があるため､ 仕方ない面もあるとは思いますが…｡ 看護師の動きが遅いと怒鳴られたり､ 雰囲気がピリピリしたりしていることが多いです｣ (20代女性)

3位:内科 ｢指摘がネチネチしている？｣

3位にランクインしたのは内科 (3票)｡ ｢細かい指摘が長々と続く｣ などの意見が寄せられました｡

｢ネチネチした指摘は内科の先生が多いイメージです｡ 指示を仰ぐために電話したら､ ため息をつかれたり､ 『カルテに書いておくから電話はしてくるな』と言われたり｡ コミュニケーションが取りづらいなと感じます｣ (20代女性)

｢患者のため｣ ｢多忙すぎるため｣ 理由はあれど

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なお､ アンケートの全体的な傾向として ｢内科に比べて外科の医師の方がピリピリしている｣ という意見が多かったです｡

4位の整形外科 (2票) でも ｢常に緊急オペに追われている様子もあり､ 多忙ゆえに厳しい態度になってしまうのでは｣ (20代女性) との声がありました｡

5位は消化器科､ 呼吸器科､ 精神科 (いずれも1票)｡ ｢医師それぞれにマイルールがあり､ 病院のルールより優先している医師が多い｣ (消化器科､ 40代女性)､ ｢症状緩和を図るため麻薬や鎮静剤を使用したいと相談しても､ 意外と対応してくれない｣ (呼吸器科､ 30代女性) などの声が寄せられました｡

いかがでしたでしょうか｡ 円滑な医療を進めるためにも､ コメディカルからの視点も考慮に入れるといいかもしれません｡

寄稿元

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