imAE筋炎･重症筋無力症
提供：アストラゼネカ株式会社
鑑別･治療のフロー
参考①
鑑別時に実施する検査
参考②
ステロイド抵抗性のimAEの対処法
適切なタイミングで十分量の副腎皮質ホルモン剤を投与しているにもかかわらず治療反応性を認めない場合は､ ｢診断が違う｣ 又は ｢ステロイド抵抗性｣ である可能性を考慮する｡
｢ステロイド抵抗性｣ と判断される場合は､ 下表を参考に早期に免疫抑制剤等の追加を検討する (治療開始2~3日以内に判断する)｡
監修 : 三井記念病院 総合内科･膠原病リウマチ内科 科長 峯村 信嘉 先生
NCCNガイドラインにおけるステロイド抵抗性病態の治療選択肢
クリーゼを疑う症状
imAE筋炎/重症筋無力症に特徴的な病態 (PD-1ミオパチー)
imAE筋炎/重症筋無力症においては､ 従来の筋炎/重症筋無力症の所見が混在しており､ 筋炎/重症筋無力症のどちらの病態がメインであるか､ 区別が難しいことがある｡ 筋炎/重症筋無力症の区別がつかない場合であっても､ imAE筋炎/重症筋無力症である可能性を否定しない｡
併発の可能性があるimAE
該当する症状が発現している場合､ 他のimAEが同時又は異時的に併発する可能性があるため､ 症状･検査値を注意してモニタリングする｡
下痢 (頻回の水様便)､ 腹痛
発疹､ 掻痒
AST値↑､ ALT値↑､ 総ビリルビン値↑
TSH異常値､ FT4異常値､ FT3異常値
食欲低下､ふらつき､ACTH値↓､コルチゾール値↓
息切れ､ 咳嗽､ 倦怠感､ SpO₂↓
息切れ､ 眼瞼下垂､ 倦怠感､ クレアチンキナーゼ値↑
手足の脱力､ しびれ
意識障害､ 発熱､ 頭痛､ 嘔吐･嘔気
イミフィンジ･イジュド適正使用ガイドにおけるSTRIDEレジメンの対応と治療方法
イミフィンジ･イジュド投与の際には､ 電子添文や適正使用ガイドもご参照ください｡
imAE筋炎の対処
imAE重症筋無力症の対処
峯村信嘉. 免疫関連有害事象irAEマネジメント膠原病科医の視点から､ 金芳堂､ 2021
峯村信嘉. 免疫関連有害事象irAEマネジメントmini､ 金芳堂､ 2024
監修 : 近畿大学医学部 内科学教室 消化器内科部門 主任教授 工藤 正俊 先生
三井記念病院 総合内科･膠原病リウマチ内科 科長 峯村 信嘉 先生
編集･作図：編集部､ 監修：所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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imAE筋炎･重症筋無力症
鑑別･治療のフロー
参考①
鑑別時に実施する検査
参考②
ステロイド抵抗性のimAEの対処法
適切なタイミングで十分量の副腎皮質ホルモン剤を投与しているにもかかわらず治療反応性を認めない場合は､ ｢診断が違う｣ 又は ｢ステロイド抵抗性｣ である可能性を考慮する｡
｢ステロイド抵抗性｣ と判断される場合は､ 下表を参考に早期に免疫抑制剤等の追加を検討する (治療開始2~3日以内に判断する)｡
監修 : 三井記念病院 総合内科･膠原病リウマチ内科 科長 峯村 信嘉 先生
NCCNガイドラインにおけるステロイド抵抗性病態の治療選択肢
クリーゼを疑う症状
imAE筋炎/重症筋無力症に特徴的な病態 (PD-1ミオパチー)
imAE筋炎/重症筋無力症においては､ 従来の筋炎/重症筋無力症の所見が混在しており､ 筋炎/重症筋無力症のどちらの病態がメインであるか､ 区別が難しいことがある｡ 筋炎/重症筋無力症の区別がつかない場合であっても､ imAE筋炎/重症筋無力症である可能性を否定しない｡
併発の可能性があるimAE
該当する症状が発現している場合､ 他のimAEが同時又は異時的に併発する可能性があるため､ 症状･検査値を注意してモニタリングする｡
下痢 (頻回の水様便)､ 腹痛
発疹､ 掻痒
AST値↑､ ALT値↑､ 総ビリルビン値↑
TSH異常値､ FT4異常値､ FT3異常値
食欲低下､ふらつき､ACTH値↓､コルチゾール値↓
息切れ､ 咳嗽､ 倦怠感､ SpO₂↓
息切れ､ 眼瞼下垂､ 倦怠感､ クレアチンキナーゼ値↑
手足の脱力､ しびれ
意識障害､ 発熱､ 頭痛､ 嘔吐･嘔気
イミフィンジ･イジュド適正使用ガイドにおけるSTRIDEレジメンの対応と治療方法
イミフィンジ･イジュド投与の際には､ 電子添文や適正使用ガイドもご参照ください｡
imAE筋炎の対処
imAE重症筋無力症の対処
峯村信嘉. 免疫関連有害事象irAEマネジメント膠原病科医の視点から､ 金芳堂､ 2021
峯村信嘉. 免疫関連有害事象irAEマネジメントmini､ 金芳堂､ 2024
監修 : 近畿大学医学部 内科学教室 消化器内科部門 主任教授 工藤 正俊 先生
三井記念病院 総合内科･膠原病リウマチ内科 科長 峯村 信嘉 先生
編集･作図：編集部､ 監修：所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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がん薬物療法における治療計画をまとめたものです｡
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