パクリタキセル + シスプラチン + ベバシズマブ
【催吐性】 高度催吐性
【FN発症】中リスク (10%–20%)
GOG 240試験⁵⁾のプロトコル
- 生食 500mL+硫酸Mg 8~20mEq (60分)
- DEX 9.9mg+H₂拮抗薬+抗ヒスタミン剤+生食 50mLl (30分)
- NK₁阻害剤+5HT₃拮抗剤+生食 50mLl (30分)
- オランザピン5mg1日1回 Day1-4内服
- PTX 175mg/m²+5%ブ糖液 500mL (3時間)
- CDDP 50mg/m²+生食 250mL (60分)
- BV 15mg/kg+生食 (100mL)
GOG 240試験⁵⁾のプロトコル
対象: 治療抵抗性・再発または転移性の子宮頸癌患者452例
方法: 化学療法群 vs 化学療法 + BV群
【有効性】化学療法 + BV群
【安全性】主な有害事象
GOG 240試験では、 BVをTP療法に追加することにより、 OS (全生存期間) を17.0ヵ月延長させ (HR 0.71)、 新たな標準治療になりました¹⁾。
重篤な有害事象として、 瘻孔形成があります。 瘻孔形成は、 前治療として、 放射線治療を施行した患者さんに多く発生することが報告されています。 瘻孔は患者さんのQOLを著しく低下させますので、 発生を避けるために、 放射線治療の前治療がある患者さんは、 ベバシズマブの投与は避けるべきです。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
【催吐性】 高度催吐性
【FN発症】中リスク (10%–20%)
GOG 240試験⁵⁾のプロトコル
- 生食 500mL+硫酸Mg 8~20mEq (60分)
- DEX 9.9mg+H₂拮抗薬+抗ヒスタミン剤+生食 50mLl (30分)
- NK₁阻害剤+5HT₃拮抗剤+生食 50mLl (30分)
- オランザピン5mg1日1回 Day1-4内服
- PTX 175mg/m²+5%ブ糖液 500mL (3時間)
- CDDP 50mg/m²+生食 250mL (60分)
- BV 15mg/kg+生食 (100mL)
GOG 240試験⁵⁾のプロトコル
対象: 治療抵抗性・再発または転移性の子宮頸癌患者452例
方法: 化学療法群 vs 化学療法 + BV群
【有効性】化学療法 + BV群
【安全性】主な有害事象
GOG 240試験では、 BVをTP療法に追加することにより、 OS (全生存期間) を17.0ヵ月延長させ (HR 0.71)、 新たな標準治療になりました¹⁾。
重篤な有害事象として、 瘻孔形成があります。 瘻孔形成は、 前治療として、 放射線治療を施行した患者さんに多く発生することが報告されています。 瘻孔は患者さんのQOLを著しく低下させますので、 発生を避けるために、 放射線治療の前治療がある患者さんは、 ベバシズマブの投与は避けるべきです。
最終更新日 : 2024年8月3日
監修医師 : 日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科教授 勝俣 範之先生
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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