
2026年4月からの初期臨床研修先を決める 「2025年度医師臨床研修マッチング」の最終結果が23日公表された。 HOKUTO編集部の集計では、 募集定員に対する定員充足率 (マッチ率) が100%のフルマッチとなった大学病院 (本院) は81大学中12大学だった。 前年度の19大学から7大学減った。
集計対象は、マッチングに参加していない防衛医科大学校を除く81大学の本院。 12大学のうち、 京都府立医科大、 関西医科大、 日本医科大、 北里大、 順天堂大、 東京医科大、 昭和医科大、 名古屋市立大の8大学は2024年度に引き続きフルマッチだった。 ほかにフルマッチを達成したのは京都大、 東海大、 近畿大、 産業医科大。
一方、 2024年度の充足率100%から下落した8大学のうち、 帝京大 (78.5%) や横浜市立大 (86.6%) の下落率が高かった。
マッチ率が3割を下回ったのは8大学。 弘前大はマッチ者がゼロだった。
フルマッチやマッチ率90%台の大学は首都圏をはじめ都市部の大学が多い一方、 地方では定員を大きく割り込む大学も多い。 人気低迷が続く大学本院の中でも、 都市部と地方での格差が目立っている。




編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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