
Lafayetteらは、 B細胞活性化因子と増殖誘導リガンドを阻害する新薬ataciceptについて、 IgA腎症203例を対象に第Ⅲ相多施設共同二重盲検無作為化比較試験 (ORIGIN 3) を行った。 今回示された事前に規定された中間解析の結果、 36週時点での尿中蛋白質/クレアチニン比 (UPCR) のベースラインからの減少率は、 atacicept群で45.7%、 プラセボ群で6.8%であり、 群間幾何平均差は41.8ポイント (95%CI 28.9-52.3、 p<0.001) で、 atacicept群で有意な減少を認めた。 有害事象発現率は、 atacicept 群で59.3%、 プラセボ群で50.0%であり、 ほとんどが軽度~中等度であった。
AtaciceptがeGFRに与える影響についての記述が含まれていないのはlimitationです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
あなたは医師もしくは医療関係者ですか?
HOKUTOへようこそ。当サイトでは、医師の方を対象に株式会社HOKUTOの臨床支援コンテンツを提供しています。