
Persaudらは、 出生後極早期に抗レトロウイルス療法 (ART) を開始した子宮内HIV-1感染児において2歳以降に治療中断 (ATI) を実施し、 ARTフリー寛解を評価する非盲検の概念実証試験 (IMPAACT P1115) を行った。 その結果、 対象となった6例中4例 (67%、 95%CI 22–96%) がARTフリー寛解に到達した。 このうち1例は、 79.3週間後にウイルス再燃を認めた。 また再燃した3例は、 全例でART再開によりHIV-1 RNAを検出限界未満まで再抑制され、 2例でみられた急性HIV症候群の軽度症状もART再開後に消失した。
広範な中和抗体や治療用HIVワクチンといった免疫療法は寛解の可能性をさらに高めることができる、 との記載があります。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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