Steinらは、 前立腺癌細胞表面のヒトカリクレイン2を標的とするT細胞誘導型二重特異性抗体pasritamigの第I相試験を、 転移性去勢抵抗性前立腺癌 (mCRPC) 既治療患者を対象に実施した。 第II相推奨用量を投与した安全性解析集団 (45例) で発現頻度の高かった治療関連有害事象は、 点滴関連反応 (24.4%)、 疲労 (15.6%)、 サイトカイン放出症候群/リパーゼ上昇 (ともに8.9%) であり、 いずれもグレード1/2と安全性は良好であった。 抗腫瘍活性の予備的評価では、 第II相推奨用量を投与した有効性集団 (33例) の無増悪生存期間中央値が7.85ヵ月であり、 42.4%の患者でPSA値が50%以上減少した。
論文中には 「ASCO/JCOは、 本論文内容の使用、 その誤りや脱漏によって生じた、 いかなる人物・財産の損害について一切の責任を負わない」 との記載があり、 論文の引用には注意が必要です。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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