
Yangらは、 未治療でEGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移性非小細胞肺癌 (NSCLC) 患者858例を対象に、 EGFR-MET二重特異性抗体アミバンタマブ+第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬ラゼルチニブ併用療法の有効性を、 第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬オシメルチニブを対照に国際多施設共同第Ⅲ相無作為化比較試験MARIPOSAで比較評価した。 その結果、 追跡期間中央値37.8ヵ月において、 アミバンタマブ+ラゼルチニブ群の全生存期間 (OS) はオシメルチニブと比べて有意に延長し (HR 0.75 [95%CI 0.61-0.92]、 p=0.005)、 3年OS率はそれぞれ60%、 51%であった。 安全性プロファイルは既報と一致していた。
アミバンタマブ+ラゼルチニブは、 オシメルチニブ単剤療法と比較して、 一次解析で無増悪生存期間 (PFS) を、 最終解析でOSを有意に改善しました。
【MARIPOSA最終解析】NSCLCへのアミバンタマブ+laz、 死亡リスクを25%低減
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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