著者

海外ジャーナルクラブ

3日前

【NEJM】EGFR陽性NSCLCの1次治療 : Ami+LazがOsi単剤よりOS改善

【NEJM】EGFR陽性NSCLCの1次治療 : Ami+LazがOsi単剤よりOS改善
Yangらは、 未治療でEGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移性非小細胞肺癌 (NSCLC) 患者858例を対象に、 EGFR-MET二重特異性抗体アミバンタマブ+第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬ラゼルチニブ併用療法の有効性を、 第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬オシメルチニブを対照に国際多施設共同第Ⅲ相無作為化比較試験MARIPOSAで比較評価した。 その結果、 追跡期間中央値37.8ヵ月において、 アミバンタマブ+ラゼルチニブ群の全生存期間 (OS) はオシメルチニブと比べて有意に延長し (HR 0.75 [95%CI 0.61-0.92]、 p=0.005)、 3年OS率はそれぞれ60%、 51%であった。 安全性プロファイルは既報と一致していた。

📘原著論文

Overall Survival with Amivantamab-Lazertinib in EGFR-Mutated Advanced NSCLC. N Engl J Med. 2025 Oct 30;393(17):1681-1693. PMID: 40923797

👨‍⚕️HOKUTO監修医コメント

アミバンタマブ+ラゼルチニブは、 オシメルチニブ単剤療法と比較して、 一次解析で無増悪生存期間 (PFS) を、 最終解析でOSを有意に改善しました。

関連コンテンツ

【MARIPOSA最終解析】NSCLCへのアミバンタマブ+laz、 死亡リスクを25%低減

ELCC2025レポート

※X (旧Twitter) の利用規約に基づき、 サブライセンスが認められている埋め込み形式でポストを紹介しています。 掲載停止のご希望がある場合は、 XのHOKUTO公式アカウント (@HOKUTOmed) までDMでご連絡をお願いします。

こちらの記事の監修医師
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
QRコードから
アプリを
ダウンロード!
HOKUTOのロゴ
HOKUTOのロゴ
今すぐ無料ダウンロード!
様々な分野の医師
様々な分野の医師

あなたは医師もしくは医療関係者ですか?

HOKUTOへようこそ。当サイトでは、医師の方を対象に株式会社HOKUTOの臨床支援コンテンツを提供しています。