
Liuらは、 活動性強直性脊椎炎 (AS) 患者を対象に、 選択的JAK1阻害薬ivarmacitinibの有効性および安全性を、 第Ⅱ/Ⅲ相プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験で検討した。 第Ⅱ相でivarmacitinib 4mgが推奨用量として設定された。 第Ⅲ相の主要評価項目である12週時点の国際脊椎関節炎評価学会 (ASAS) 20%改善基準 (ASAS20) 達成率は、 ivarmacitinib群が48.7%で、 プラセボ群の29.0%と比較し有意に高く (p=0.0001)、 ASAS40達成率もivarmacitinib群が優れていた (32.1% vs 18.3%)。 有害事象発現率はそれぞれ79.7%/65.6%で、 ivarmacitinib 4mgが活動性ASに対する有望な治療選択肢となる可能性が示された。
24週間の観察期間は、 慢性疾患であるASの長期的な有効性および安全性の評価には不十分であり、 さらなる検討が求められます。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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