
Bissonnetteらは、 12歳以上の中等症~重症尋常性乾癬患者684例を対象に、 経口IL-23受容体阻害薬icotrokinraの第Ⅲ相二重盲検無作為化比較試験を実施した。 その結果、 主要評価項目である16週時点のIGA 0/1 (IGAスコア0/1を達成し、 ベースラインから2pt以上の改善) およびPASI 90の達成率において、 いずれもicotrokinra群がプラセボ群に対して有意な改善を示した。 IGA 0/1達成率は、 Icotrokinra群で65%、 プラセボ群で8%、 PASI 90達成率はIcotrokinra群で50%、 プラセボ群で4%であった (それぞれp<0.001)。
プラセボ群に割り当てられた場合でも、 16週目にはプラセボからicotrokinraに切り替わることを知っていたため、 観察された迅速な反応に影響を与えた可能性を指摘しています。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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